





僕達が到着すると、車椅子に乗りながら最高の笑顔で近寄ってきてくれたホッシー。
そしてホッシーはガッチリ握手を交わし僕達を家の中に招き入れてくれた。
ホッシーの部屋はゼロワンのポスターやみんなの寄せ書き色紙、そしてプロレスラー星川尚浩の写真が飾られている。
そんなホッシーの部屋でお父さんやお母さんも一緒に語り合わせていただいた僕達。
一所懸命に声を振り絞りながら、笑顔を見せたり涙を見せたりと喜怒哀楽を思いきり出すホッシー。
そんなホッシーが数ヶ月前に、某大学に招かれ学生さんの前で講演をしたんだとお父さんが嬉しそうに話してくださった。
真剣に耳を傾ける学生の前でゆっくりながら一所懸命に話したというホッシー。
その講演でホッシーが一所懸命に語った言葉をお父さんが記録してくださっていた。
学生に贈りたい言葉は?
「何かをやろうと、又は始めようとした時には無理と思っても、その事を始めてみないと分からないから、やってみるんだ〜!」(画像@)
これからやってみたいことは?
「足柄療護園にプロレスのZERO1を呼びたい!」(画像A)
一言!
「来年でプロレスラーデビュー20周年です!」(画像B)
質問形式でありながらも心からの言葉を必死に語ったホッシー。
ホッシーのその心の言葉を読み続けるうちにたまらない気持ちになってきた。
横でホッシーは最高の笑顔でニコニコしている。
ホッシーの強い人間力がガンガン伝わってきた。
続いてホッシーがある写真を見せてくれた。
先日、お父さんと共にあることをやりとげた時の写真。
そのあることとはロッククライミング。
もちろん数人の友人やお父さんの補助を借りてではあるが、最後まで登りきったというホッシー。
その登りきった達成感が嬉しくて号泣したという。
僕に見せてくれたのはその登りきった時の写真(画像CD)
おそらくそれほど高い崖ではないはず。
それでも一所懸命に挑戦した結果、達成し嬉しくて涙を流す。
そのホッシーの姿から僕達が学ぶべきことはいっぱいあるはず。
毎回、ホッシーに会う度に僕の甘さや情けなさを痛感する。
僕よりはるかに大変な環境で日々前を見て頑張り続けるホッシー。
そんなホッシーに会う時には
「ホッシー!自分も頑張ってるからな!」
そう胸を張って言えるようもっともっと僕が頑張らなければ
心からそう思った。
ホッシーに会う度にいつも
もっともっと頑張らなければと思う僕。
いつも同じことを思ってしまうということは
僕に成長がないってことなのであろうか
いや!もっともっと成長できるってことだ!
ホッシー!お前に負けないよう自分も頑張るからな!(画像E)