


会場である栃木県鹿沼市立石川小学校に到着したのは朝9時。
学校に到着しまずは校長室に向かい校長先生にご挨拶。
そしてみんなで体育館にリング設営。
休み時間になるとリングに興味津々な生徒達が続々と集まってくる。
そんな生徒達と触れ合いながらのあたたかいリング設営。
リング設営後は少しの休憩を挟み体育館で生徒のお迎えを待つ僕達プロレスラー。
この日も各教室へプロレスラーが行かせていただき子供達と一緒に給食をご馳走になった。
そのクラス代表の生徒が僕達を迎えに来てくれるのであるo(^-^)o
僕を迎えに来てくれたのは6年生のクラスの生徒。
「大谷選手を迎えにきました。
宜しくお願いします。」
そう言ってくれた元気な6年生と共に教室へ向かう僕。
教室に入ると恥ずかしそうな表情を浮かべながらもあたたかい拍手で迎えてくれた6年生の生徒達。
そして約30分の給食タイム(●^ー^●)
給食を食べながらもはにかんだ笑顔で僕をチラチラ見る生徒達。
そんな生徒達に次から次へと質問をぶつける僕。
質問されると恥ずかしがりながらも笑顔で一所懸命に答える子供達。
たまらなくあたたかい空間。
そして今日もまたこう思った。
この子達に思いっきり喜怒哀楽を出させてあげたい。
その思いを強くし午後の講演会と試合の準備のため控室に戻る僕。
控室内で使用される机や椅子はもちろんみんなが知ってる懐かしのもの(о^∇^о)(画像@A)
そしてついにやってきたプロレス授業の時間。
体育館に集まった全校生徒に数人の御父兄の方達。
まずは恒例の講演会を僕がさせていただく。
小学生に約20分ほど講演をさせていただき、その後は子供達と一緒に運動をする。
みんなが声を出しながら元気にスクワットや腕立て伏せを笑顔でこなしていく。
運動が終わり子供達の体や気持ちがあたたまったところで試合開始。
初めてみるプロレスに子供達の表情がイキイキとしているように見える(画像B)。
各学年の各クラスで一緒に給食を食した選手を必死に応援する子供達。
メインイベントの際には子供達の感情が爆発し、リングサイドまで押し寄せてくる。
そして何度も立ち上がるプロレスラーに対しマットを叩きながら必死に声援を飛ばす子供達。
そんな子供達に熱いメッセージを伝えるためこの日も僕達は全力でプロレスさせていただいた。
そしてこの日もまた試合後にリング上から熱苦しく僕なりのメッセージを送らせていただいた。
「何回倒されても、何度でも立ち上がればいいんだ!」
口癖のようにいつも僕が言わせていただいてる言葉。
その言葉を真剣な表情で僕を見つめながら聞く子供達。
数分前にあれだけ感情を爆発させてプロレスに夢中になっていた子供達が真剣な表情で静かに僕の話を聞いてくれているその光景にたまらない気持ちが込み上げてきた。
試合後には全校生徒の皆さんひとりひとりと握手させていただいた。
その際、子供達からあたたかい言葉をたくさん聞かせてもらった。
「これからも頑張ってください。」
「今日は僕達のためにありがとうございました。」
「僕も夢中になれるもの探します。」
等々、あたたかい言葉をたくさんかけてくれた生徒達。
そんななか1人の女の子がこう言ってくれた。
「なぜか涙が出てきました。」
僕が「恐かったかな?」と聞くと…
「恐くてじゃないです。
でも涙が出てきました。
ありがとうございました。」
そう言ってくれた女の子。
その言葉を聞いて僕も涙があふれそうになった(><)
この日もまた子供達の純粋な思いで心の洗濯をさせていただいたような気がする。
そんな最高にあたたかい小学校プロレスを開催させるために熱く動いてくださった皆さんに心から感謝。
本当にありがとうございました。